[ブログ紹介] TFS 2010 で新しくなること
Team Foundation Server 2010 での変更点のまとめが紹介されています。
その中から、 TDD に絡むところを抜粋。
なお、 予備知識として、 TFS2010 では、 インストールウィザードの途中で、 3つのインストールモード ( Basic, Standard, Advanced ) のいずれかを選択することになる ( 現時点での予定 ) ということを覚えておいてください。
ロバート的ライフサイクル: Visual SourceSafe から Team Foundation Server 2010 へ…:
October 13, 2009
BASIC と STANDARD の違いは、 SharePoint と SQL Reporting Services を利用しないので、 その部分での機能はなくなります… が、 VSS を利用されている方たちにとっては、 バージョン管理、 バグ管理、 ビルドの自動化 (継続的インテグレーションも楽々) と言ったものが (Build Server も構成すれば―これもウィザードで簡単にできます) できるようになり、 VSS から TFS への移行もウィザードで実施できるので、乗り換えることが簡単にできるようになっちゃうんです!!
・ Basic インストールでは、 SharePoint と SQL Reporting Services を導入しない。
・ Basic インストールでも、 ソースコード管理の他に、 バグ管理や自動化ビルドが可能。
・ VSS から TFS への移行ウィザードがある。
また、 Basic インストールでは、 データベースも SQL Server Express で OK です。 ( bharry's WebLog "TFS 2010 for SourceSafe Users" より。 )
Basic でも、 自動ビルドを実施できるのですから、 嬉しいことです。
TFS 2010 はクライアント PC (Vista, 7) にもインストール可能になります。 Brian 自身、 ネットブックを購入し、 VS 2010, TFS 2010, ビルド サーバーを全て Windows 7 上にインストールし、 自身の小さなプロジェクトなどをネットブック上で開発しています!
・ クライアントマシンにも TFS を導入できる。 ( 64bit も! )
ネットブックは… まぁ、 デモ用でしょうけれど。
Windows Server を用意しなくてもよい、 というのはありがたいですね。
※ 実際、 私も仮想マシンの WinXP へのインストールに挑戦中です。 ( 3択のところで、 放置したまま… )
価格: とは言っても、 現段階でお値段の公開はできません。 …が! 今までのお客様の声を反映させて、 VSS と肩を並べる形での提供ができるように努力しています。
たとえば、 インストールモードが Basic しか選べない廉価版、 といった形になるのでしょうかね。 タスク管理 ( プロセステンプレート ) やチームポータルは不要、 というチームには良い選択肢になりそうです。
※ Visual Studio Team System 2010 Team Foundation Server Beta 1 ( 日本語版 ) は、 現在無償で入手可能です。 ⇒ ダウンロードページ
※※ TFS 2010 beta1 のインストール時には、 .NET Framework 4.0 beta2 も導入されます。
| 固定リンク
「ブログ紹介」カテゴリの記事
- [ブログ紹介] Writing Unit Tests in F#(2011.11.09)
- [ブログ紹介] VS と連携 *しない* NUnit の使い方(2011.08.01)
- [ブログ紹介] 三角形問題で必要なテストケース数(2011.06.08)
- [ブログ紹介] CppUnit を Visual Studio C++ 2010 でビルドするには(2011.06.06)
- [ブログ紹介] TDDBC ポータル (Hiki)(2011.03.11)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント