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2010年3月10日 (水)

[ブログ紹介] TDD を評価した論文の紹介、 2題

TDD を実施した事例を研究報告した論文が、 世界ではいくつも提出されています。 その中から 2本、 奈良先端科学技術大学 ソフトウェア工学講座の森崎修司氏が紹介してくださっています。

ITmedia オルタナティブ・ブログ: 森崎修司の「どうやってはかるの?」: テスト駆動開発(TDD)の事例 - IBMとMS 計4プロジェクトを紹介した論文 -
2010/02/16

これは、 企業で実際に行われた開発プロジェクトを分析した論文です。 昨年12月に開催された TDD Boot Camp で、講師に招かれた Lasse Koskela 氏もこの論文のデータを使っていました。 (論文は Microsoft のサイトから入手可 ⇒ Realizing quality improvement through test driven development: results and experiences of four industrial teams)

ITmedia オルタナティブ・ブログ: 森崎修司の「どうやってはかるの?」: TDD(テスト駆動開発)の適用評価を紹介した研究論文 - エリクソンはじめ3社
2010/03/10

こちらは、 24人の被験者を使った研究。 コーディング方法以外は同じになるようにして、 TDD (6ペア) と従来手法 (6ペア) に分けて同じものを作らせて、 その結果を比較しています。 (論文はここから入手可(有償) ⇒ ScienceDirect - Information and Software Technology : A structured experiment of test-driven development)

いずれも TDD を行うことで、 コードの品質は上がるが、 実装の工数も増えるという結果が出ています。 残念なことに、 どちらも、 出荷可能な品質になるまでデバッグとテストを行った場合のトータル工数を測っていないようです。 ビジネスとしてのソフトウェア開発では、 開発者が 「出来ました!」 と手を上げるまでの工数というのは、 本当はどうでもよくて、 お客様に納めるまでのトータル工数が大事なのです。 が、 TDD を導入することによってそれがどう変わるか調査した論文を、 私は寡聞にして知りません。


(2010/3/12 追記)
Publickey に、 まとめ記事が掲載されました。 ⇒ テスト駆動開発の効果はどのくらいある?
新野さんの見事なまとめを、 ぜひお読みください。

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